10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「あたしの予想だと、彼は多分もう一押しくるよ。

その時、のんびりしてないで、流れに乗ってみな!」

「はあ。」

「なんか心配だけど。まあ頑張ってー。」


親友のアドバイスはこうして終わった。

流れに乗る。

今まで伊藤君から流れなんか来てたっけ?

それすらも疑問だが、私より遥かに恋愛スキルの高い美和の言うことだ。

ひとまず聞いておこう。

とりあえず、今日は寝よう。

普段考えないことを考えすぎて疲れちゃった。


「おはようございます。」

誰もいない会社に挨拶をする。

翌朝、週末の片付け疲れが残っている私はちょっと寝坊してしまった。

気持ちメイクが適当だ。

まあ誰にも気づかれないだろう。

しかし、10分間のコーヒータイムは死守することができた。良かった。

すると「おはようございます。」と誰かが入ってきた。
< 69 / 92 >

この作品をシェア

pagetop