10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「知らなかったの?」

私の耳にキスをしながら彼が囁き続ける。

ヤバい、おかしくなりそう。

「ん、知らな、い」

どんどんキスが首元に移動してきて私は話ができなくなる。

「オレ、実は一目惚れ。」

キスの合間に彼は器用に話をする。

「オレのこと見る人はいるけど、あんなに食べられそうな勢いで見られたの初めてだった。

しかも会社で。」

私はもう息も絶え絶えだ。

話も頭の片隅で聞こえているが、気持ちよさの方が勝っている。

「ずっと見つめられて集中できないし、その割りに誘って来るわけでもないし。

もどかしくて、家政婦頼んだんだよ。

少しでも近づきたくて。」

気づいたらベッドにいて、上半身もはだけていた。

彼の唇が胸元に移動していく。

「やっと歓迎会で付き合うことができたと思ったら、翌日にはフラれるし。

オレだけが好きなのかって、ずっとへこんでた。

でもありがとう。プロポーズしてくれて。

時間は短いけど、こんな部屋を見ても好きでいてくれる理子さんのこと、愛してる。

結婚してください。」

気づいたら彼はキスを止めて私の上にいた。

しっかり目を合わせて、プロポーズしてくれている。

私も目を見て答えた。

「一生よろしくお願いします。」

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