3次元の恋~オタクの恋物語~

遥希「やめれば…?」

私たちの前を電車が通り過ぎる。

大高が何かを言ったような気がしたけど
轟音にかき消され聞き取れなかった。

青葉「大高、電車来たよ。」

電車に乗り込む前に大高に
腕を引かれ、結局電車は行ってしまった。

青葉「…大高?」

遥希「もう、百瀬さんの事
好きでいるのやめれば?」

青葉「…どうして?」

遥希「好きなんだって!柿谷の事が!」

…衝撃的だった。
てゆーか、大高はもう
私の事なんて好きじゃないはずじゃ…。
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