私の名前 ~After~


「忘れるために…離れた…の、に。

考えないために…離れたのに。

ずっと、ずっと…考えちゃって…、忘れられなくて…苦しかった。


私だけ、が…好きすぎて…忘れられなくて

紗奈に…心配かけたくなくて…紗奈にも話せなかった。」


…それって。

俺のいいように考えていいのか…?


「…あの時から

…連夜が好きです。」


すぐに鈴音を腕の中に閉じ込めた。

「…本当?…本当に??

俺のこと…?…鈴音は誰のでもないってこと??」

いつもは不愛想と言われる俺だが、今はうれしさが隠しきれていないと思う。

「私は連夜のものだよ」

「っ…」

…この無自覚は!


「…鈴音、キスしていい?…」

さっき断られただけにちょっと怖い。

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