私の名前 ~After~
「…あははー…私が理由を話して、言わないでもらったからかな…?」
やっぱりな。
俺にまで話が来ていないなんてことが、あるわけない。
しかも…
「だと思ったよ。…ずっとしつこく紹介されてたのにパッタリ無くなったからな」
女の噂を全く聞かない俺のことを心配してなのか、いろんな女を俺に紹介しようとしてたからな…あの人。
俺にとっては、おせっかい以外の何者でもない。
「…え?」
鈴音の悲しそうな声が聞こえて見てみると、瞳いっぱいに涙をためていた。
…ん?
ためていた?
…は?
「え?何?どうした?」
俺には何が何だかわからない。
「…女の人…紹介されてたの…?」