私の名前 ~After~



―——————————



「っ…ごめん、ね。いきなり来ちゃって…。」

喋れるようになった私は、まずいきなり来てしまったことに気付いた。

何も考えずに来てしまったが、もしかしたら朔久くんと約束があったかもしれないのに…

「…そんなこと気にしないの!…頼ってくれたことはうれしいよ。

鈴音はすぐに自分だけで解決しようとするんだもん。

…ゆっくりでいいの。何があったか、話してくれる?」

紗奈に感謝して私は静かにコクリと頷いた。


< 82 / 240 >

この作品をシェア

pagetop