水月夜
空港の近くにあるお店でお土産を買った、か。
チラッと久保さんの手に握られている大きな袋を見てみると、なにやら大きな四角形の箱が入れられていた。
袋の中に入ってるその大きな箱がお土産か。
ずいぶん大きい荷物だな。
苦笑いを浮かべながら袋を見ていたせいか、久保さんが私の視線に気づいた。
「梨沙ちゃん、俺が持ってきた土産が気になる? そうだよね、こんなに大きい荷物を持ってきたら気になっちゃうよね」
純粋な笑顔を浮かべながら袋から大きな箱を取りだし、近くにあるテーブルに置いた久保さん。
やっぱり大きいな、この箱。
テーブルからはみ出てしまうくらいの大きさの箱に驚くしかない。
こんな大きなもの、ここに持ってくる必要ないはずなのに、なんで私の家に持ってきたんだろう。
心の中で抱いていた気持ちを言葉にするのに、そんなに時間はかからなかった。
「……久保さん」
「なに?」
「なんで私の家にこんな大きなお土産を持ってきたんですか? 他にもお土産を渡すべき人がいるはずなのに……」
首をかしげて本当に疑問を抱いているような表情を向ける。
チラッと久保さんの手に握られている大きな袋を見てみると、なにやら大きな四角形の箱が入れられていた。
袋の中に入ってるその大きな箱がお土産か。
ずいぶん大きい荷物だな。
苦笑いを浮かべながら袋を見ていたせいか、久保さんが私の視線に気づいた。
「梨沙ちゃん、俺が持ってきた土産が気になる? そうだよね、こんなに大きい荷物を持ってきたら気になっちゃうよね」
純粋な笑顔を浮かべながら袋から大きな箱を取りだし、近くにあるテーブルに置いた久保さん。
やっぱり大きいな、この箱。
テーブルからはみ出てしまうくらいの大きさの箱に驚くしかない。
こんな大きなもの、ここに持ってくる必要ないはずなのに、なんで私の家に持ってきたんだろう。
心の中で抱いていた気持ちを言葉にするのに、そんなに時間はかからなかった。
「……久保さん」
「なに?」
「なんで私の家にこんな大きなお土産を持ってきたんですか? 他にもお土産を渡すべき人がいるはずなのに……」
首をかしげて本当に疑問を抱いているような表情を向ける。