きみに花束を贈る日
忘れる側と忘れられる側、辛いのはどっちだろう。

答えはきっとどちらも。

今までのわたしならそんなこと考えもしないだろうな、と思う。

朝起きて学校へ行って帰って寝る。
平凡なわたしの毎日はこのルーティーンに少し味付けを施すことで出来ている。
こんな感じでいいのかなあと何度も考えた。


そんな時、わたしの毎日にとんでもないスパイスがふりかかってきた。
そのスパイスはわたしを甘くもさせるし辛くもさせる。
わたしの平凡な日々に刺激をくれる存在になった。

このままずっとスパイスはなくならない、そう思っていたのが間違いだった事に、この時は気づいていなかった。

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