リングサイドブルー
「いやあ、多分ゆずさんが離さないから……。でも、優しいなあ綿貫さん。想像どおりって感じで」
素直に好感を伝えてみると、
「へ?」有紗はぽかんと口をあけた。
「実は俺も、結構前から綿貫さんのこと知ってたんだよね。いつも総務部に郵便物取りに来てたし、それに……」千晃は心暖の頭を見下ろした。
「心暖。このお姉ちゃん、おやつのお姉ちゃんだよ。わかる?」心暖は千晃を見上げ、それから有紗に向き直り、ぱっと顔を輝かせた。
「おやつの……、お姉ちゃん?」有紗は首を傾げた。
「綿貫さんさ、よくシステム部にお菓子差し入れしてくれたでしょ。実は俺、それいつも家に持って帰って心暖にあげてたんだよね。それが心暖の中ですごく特別なものみたいでさ」
千晃は「な?」と心暖に話を振った。
「おねえちゃん、おかしすきなの?」心暖が有紗の指先をぎゅっと握った。
素直に好感を伝えてみると、
「へ?」有紗はぽかんと口をあけた。
「実は俺も、結構前から綿貫さんのこと知ってたんだよね。いつも総務部に郵便物取りに来てたし、それに……」千晃は心暖の頭を見下ろした。
「心暖。このお姉ちゃん、おやつのお姉ちゃんだよ。わかる?」心暖は千晃を見上げ、それから有紗に向き直り、ぱっと顔を輝かせた。
「おやつの……、お姉ちゃん?」有紗は首を傾げた。
「綿貫さんさ、よくシステム部にお菓子差し入れしてくれたでしょ。実は俺、それいつも家に持って帰って心暖にあげてたんだよね。それが心暖の中ですごく特別なものみたいでさ」
千晃は「な?」と心暖に話を振った。
「おねえちゃん、おかしすきなの?」心暖が有紗の指先をぎゅっと握った。