君が好きな恋のライバル
「いただきます。」

「どうぞ。」

圭は私が持ってきた残り物を食べている

「美味しい?」

「ああ。」

「ねえ、1つ聞いていい?」

「なに?」

「好きなの?紡のこと。」

「いきなりなに?」

「テンション違うじゃん。今とさっき。」

「え?違ってた?」

「ああ。まるで時間が戻ったみたいにさ。」

「どんなふうに違ってた?」

「俺んときは、生真面目で冷静でクールなくせに、

紡がいると、昔みたいに笑うし、声も上ずってる。」

「そうかな。」

「そうだよ。」

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