小悪魔彼女×溺愛彼氏
「…変なのに捕まって
ごめんなさい。」


ぺこりと頭を下げる。
これは私も反省しているから。


すると背中に何か掛かった感覚。


「それ、着といて。
水着可愛いけど、やっぱダメ。
見せないで。」


手に取るとそれは
斗真のTシャツだった。


「え、でもいいの?」


「ちゃんと他にもあるから。」


私は大人しくそのTシャツを羽織った。


身長差がすごくあるのが分かる。
ちょっとしたワンピースみたいになっちゃったし。
服からは私の大好きな
斗真の香りがして、
反省してたはずなのに
顔が緩んでしまった。


「美桜、本当に反省してる?」


あ、やっぱ斗真にはばれる。


「してるよ!
でも、斗真の匂いなんだもん…。」
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