工業高校のイケメン達に愛されて【下】



メニューを開いて、顔を隠すようにした。


それにしても、メニュー豊富だな〜。


どれもこれも美味しそう。


…迷う、選べない〜〜!!


ちらりとメニューの上から相葉くんの方に目をやると、彼もメニューを眺めていた。


あたしの視線に気づくと相葉くんはメニューをテーブルに置いて、パスタを指差した。



「よし、俺決めた。これ。」


「ええっ、早い…」


「腹減ったから。」


「あ、そうだよね。あたしもお腹すいた…。」



けど、まだ決めてない!決まらない!


メニューに再び視線を落とすとほうれん草と海老のクリームパスタが目に入った。


お、美味しそう…!


うん、これにしよう。



「ごめん、あたしも決まった!呼ぶね。」



呼び鈴を押して、あたしはほうれん草と海老のクリームパスタ、相葉くんはボロネーゼを注文した。


2人でデザートセットにして、食後にミニパフェも食べられるんだ〜〜!


あたしはいちごパフェで、相葉くんはチョコレートパフェ。


< 100 / 337 >

この作品をシェア

pagetop