工業高校のイケメン達に愛されて【下】



陸くんと坂口くんと滝本くんが、きてくれた。



「みんな、急にいなくなってごめんね…!」



あたしは顔の前で手を合わせて、みんなに謝罪した。


そして…あたしは今あった出来事を全て、話した。



「くそ…横沢のやつ…!」



話し終えると、陸くんがドッと拳を床に叩きつけた。


ヒィっ…痛そう…!



「緋奈ちゃん本当ごめん…。翔、ありがとうな。」


「坂口くんは悪くない!謝らないで?」



坂口くんは眉を下げて何回もあたしに謝ってくれた。


本当に、坂口くんは、みんなは…悪くないよ。


滝本くんは…ここに来た時から暗い表情で、唇をぎゅっと噛み締めていた。



「ね、みんな。そろそろ文化祭回らない?あたし、楽しみにしてたんだ!」



もう、横沢くんとのことはとにかく忘れたくて、みんなと楽しい思い出が作りたくてあたしは笑顔で言った。


みんなは心配そうな表情で、そういうあたしに一瞬戸惑っていた。



< 172 / 337 >

この作品をシェア

pagetop