工業高校のイケメン達に愛されて【下】
陸くんと坂口くんと滝本くんが、きてくれた。
「みんな、急にいなくなってごめんね…!」
あたしは顔の前で手を合わせて、みんなに謝罪した。
そして…あたしは今あった出来事を全て、話した。
「くそ…横沢のやつ…!」
話し終えると、陸くんがドッと拳を床に叩きつけた。
ヒィっ…痛そう…!
「緋奈ちゃん本当ごめん…。翔、ありがとうな。」
「坂口くんは悪くない!謝らないで?」
坂口くんは眉を下げて何回もあたしに謝ってくれた。
本当に、坂口くんは、みんなは…悪くないよ。
滝本くんは…ここに来た時から暗い表情で、唇をぎゅっと噛み締めていた。
「ね、みんな。そろそろ文化祭回らない?あたし、楽しみにしてたんだ!」
もう、横沢くんとのことはとにかく忘れたくて、みんなと楽しい思い出が作りたくてあたしは笑顔で言った。
みんなは心配そうな表情で、そういうあたしに一瞬戸惑っていた。