工業高校のイケメン達に愛されて【下】
今、なんて言った…?
あたしは滝本くんを見上げた。
滝本くんは眉間にシワを寄せて、頬が赤く染まっていた。
瞳はゆらゆらと揺れている。
「俺は、お前のことが…入学式の日から好きだったんだ。」
滝本くんが…あたしのことを…?
びっくりしすぎて声が出なかったけど、なんとか振り絞った。
「それは、友達として…じゃなくて…?」
「…ちげぇよ。1人の女として。」
ドクン、と心臓がはねた。
ど、どうしよう…。
恋愛感情って、ことだよね。
滝本くんがストレートに気持ちを伝えてくれたことに、胸がバクバクと音を鳴らしている。
「出会ったばっかの頃はチビとか言って散々からかって悪いと思ってる。…けど、ずっとずっと可愛いと思ってた。」
「……っ」
いつになく素直な滝本くんの瞳を、あたしはただ見つめることしかできなかった。