工業高校のイケメン達に愛されて【下】
「うまいもん食わせてもらったし。緋奈はゆっくりしてていいぞ。」
「あ、ありがとう…!でも、ひとりで座ってるのはちょっと寂しいから、一緒に片付けたいな…。」
「……………。」
眉を下げて上目遣いでまるで、ダメ?と聞いているように不安そうにこちらの様子を伺う緋奈。
片付けなんて、ほんの数分で終わるのに。
寂しいとか、かわいすぎるだろ。
…そんなふうに言われて、俺が断るわけない。
「わかった。」
俺がこくりと頷くと、緋奈はわかりやすく表情が明るくなった。
「やったぁ!ふたりの方が早く終わるしねっ!」
「たしかに。」
そこから、せっせとふたりで片付けをした。
このあとはケーキがあるんだが、それを食べる前に休憩ってことで一度ソファへとふたりで腰掛けた。
ソファの前にあるローテーブルに、ダイニングテーブルのブリザーブドフラワーを移動させて2人でそれを眺める。