工業高校のイケメン達に愛されて【下】
「ごちそうさまでしたーっ!」
「…ごちそうさま。」
あっという間になくなったテーブルの上の料理。
満足だ…。
本当に美味しかった。
合わせた手を膝上に戻したあと、空っぽの料理皿を見つめた。
「…緋奈は、いいお嫁さんになるな。」
俺がぼそりとつぶやいた言葉。
「…へっ…?!」
目の前の緋奈は、その言葉にみるみる顔を赤くする。
そして、眉根を寄せて口を尖らせた。
…照れすぎ。
「も、もう…翔くんってば…!」
「…ふっ。」
何気なく言った言葉に、ここまで照れるなんて。
おもしれーな。
…本当にそう思ったんだけど。
「あたし、か、片付けるね…っ!」
真っ赤な顔のまま、緋奈が立ち上がり皿を運ぼうとする。
「俺がやるよ。」
「え、ええっ?!」