好きだから傷付ける
真由「だったら、無理だろ。
瀧澤の方が雅來よりも
付き合い長いからな。」
雅來「付き合いが長いからこそ
見えるものだってあるだろ。」
嫌な訳じゃない。
でも、こうゆう時は空気になるのが
1番だって事を私は知ってる。
ソファーから立ち上がった
私の腕を鬼藤くんが掴む。
雅來「ここにいろ。」
美空「え?」
鬼藤くんが私の腕を掴んだ事よりも
私がこの場から立ち去ろうと
している事に気付いた事の方が驚いた。
雅來「滝川にとって今ここは
居心地の良くない場所だって事は
分かってるけど、逃げた所で
何も変わらないから。
真由はお前の友達なんだろ?
最後までちゃんと聞いてやれよ。」
美空「...うん。」