幼なじみは年下の小悪魔男子


そう言うものの……

─────心の中では

瑠生くんが私をデートに誘ってくれた理由に深い意味がないことに、胸が少し痛くなる。


何なんだろう………
私は頭の中でぐるぐると考えてみる。


でも……
この胸の傷みの原因に辿り着けない

瑠生くんと何となく目が合う。


瑠生くんは嬉しそうに………

「りあちゃん、楽しみだね!!!」

そう笑いかけてくる。


< 91 / 419 >

この作品をシェア

pagetop