オトナが始める!現在進行形初恋


「それでね、その……私の幸せをずっと願っているって書いてあって」

「おおーそれでそれで?」

 ミッキーちゃんは、楽しそうな顔をして、身を乗り出して聞いてくる。
 私は続きを話すのがだんだん恥ずかしくなってきて、うつむいたり体をもじもじしたり落ち着いていられなくなる。

「中学時代も私の幸せを願ってたけど、クラスが離れてから……その……私がいないことで心に穴が空いたみたいになって」

「ふむふむ!」

「わ、わ、私のことが好きだって気づいたって」

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