オトナが始める!現在進行形初恋
「ふふふ……それにしても、一通の手紙に一晩で恋に落ちちゃいましたね、良香っち」
「え?え?え?こ、恋?」
喉がカラカラになり水を飲みかけていた私は、激しく咳き込む。
「ここまでの良香っちの反応を見てれば、恋しかないでしょ」
「私の反応って……い、いたって普通だよ」
ミッキーちゃんがじっと見つめてくるから、私は視線をそらすためにファミレスの店内や窓や天井に目をやる。
「最初からめっちゃ不自然ですよ、挙動不審すぎです」
「ミッキーちゃんが変なことばっかり言うからだよ」
「いたって普通のことしか言ってませんよ?」
ミッキーちゃんは、にんまりしながら、同じ言葉を返してくる。