溺愛総長様のお気に入り。


な、なんてことを……!


男の子を見ると。


なんて言ってます?みたいな目をしているけど言えるわけない。


……サッ、と目をそらした。


男の子は苦手だけど、友達に見捨てられてる彼が可哀そうになってくる。


ええい、もうヤケクソだよ!



「あの、でもっ……」



必死で声をあげると。


────ピッ。

電話が切れた。


えっ、ちょっ……ウソでしょ?


友達じゃないの?


電話帳の中にあるくらいだもん。

友達なんだよね?


なんて冷たい人なのーーーーー!

< 45 / 401 >

この作品をシェア

pagetop