時のなかの赤い糸


「…わぁ!」



さすがに疲れた一同が、遥の一声に顔をあげると、遠くのほうに江戸城が見えていた。




「…ついた……」



江戸幕府中心である江戸に到着した。



行く途中も何度も争いがあって、ついたのは半分いるかいないかだった。




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