キンダーガーテン四   ~私の居場所に~
「う~ん。
一生の思い出になりそうだけど………
せっかく先生が、子供たちに誠実に応えてくれるから…………
子供たちと私達だけの思い出にしたいかなぁって…………」

「あぁ~ん。
やっぱり唯ちゃんは、可愛い!!」

「これこれ!
これでこそ、唯先生。」

「からかいたいけど……
唯ちゃんにこう言われたら、仕方ないよねぇ。」

「だったら明日は、子供たちと二人で大切な思い出を作って下さい。」

唯の一言であっさり引いたみんな。

ホントにからかうだけだったんだろうなぁ。

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