桜吹雪 ★ 恋物語
ー 真桜 side ー
「ねぇ、裕理ちゃん。
私の記憶っていつなくなるか分からないの?」
「そうねー、わからないなーそれは。」
「そっかぁ。
ねぇ、裕理ちゃん私の話聞いてくれる?」
「いいよ?
話してみて??」
「あのね、私好きな人がいるの。
子供の時からずっと好きで、やっと叶って
毎日がキラキラしててすごく楽しかった
椋くんと遊んだ日や椋くんと喧嘩した日
なにもかも大切な時間なの
でもね病気がわかって、物や人のこと忘れるって聞いて
すごく怖かった。
椋くんや親友のことも忘れちゃうのかなって。
だから、椋くんが私のそばにいたら幸せになれないの。
私が離れればすべて解決。
椋くんは幸せになれるって思って、別れたの。
でもね、好きなの。今でも......。
でも椋くんには彼女がいる。」
わかってる.....。諦めなきゃいけないことだって。
ほんと自分勝手だ。
「わっ....たし.......もっと.....椋くん...と...一緒に....
いたかった.......っ!!」
「ヒック.....っ......ぐす......うっ......。」
「おい、なに自分で決めつけてんだよっ!!
俺の幸せは俺が決めるんだよ。」