届かない想い・愛される喜び

明日に備えて皆
各自の部屋に帰っていった。

花恋も自分の部屋に入ると
ガチャンとドアがしまり
「おい。カレン置いていくなよ。」
「·····ええっ、イーサン?!
        の部屋は?」
と、いっている間に
イーサンに抱きしめられて
「心配した。」
と、言われて
「・・うふふっ、ありがとう。」
「笑ってる場合じゃないだろう」
と、いいながら
イーサンは、まったく怒っていない
「だって、イーサンが、
   助けに来てくれたから」
と、言うと
「まったく、お前は。
俺を振り回すのは、この世の中で
カレンだけだ。」
「そうなの?ルイスは?」
「ルイス?ルイスなんか論外だろ」
と、言うから
呆れながら笑ってしまった。

それから、シャワーを浴びて
イーサンに抱き上げられて
ベッドへ。
私の部屋は、スモールスィート
だから、ベッドもダブルより大きい

そのベッドにそっと下ろされて
息つくひまなくキスの嵐
角度を変えながら
舌を絡めとられ・・吸い上げられて・・
「‥ふぅ‥んっ‥」
頭がキスだけで真っ白になり始めたとき
パジャマの前が開き
寝るときにブラをつけていない
私の素肌にイーサンの素手が
触り
「‥‥ひゃっ‥‥」
「綺麗で、俺の手にしっくりくる。」
と、いいながら
揉み上げられ‥‥
胸先を甘がみされ‥‥
吸い上げ‥‥
花恋は、腰が浮き上がる感覚に‥‥
「‥フゥ‥ン‥」
イーサンに深くキスをされ
「カレンっ、愛してる」
と‥‥‥
そのままイーサンが入ってきて
「‥‥ヤッ‥ハァ‥ンッ‥」
「クッ‥まだ‥きついなっ‥‥」
と、言い
イーサンは、動きをとめ
花恋の様子を見つめる‥‥
瞼をピクピクさせながら
瞼を少しあけ
花恋は微笑んでみせた‥‥

俺の中で‥なにかが‥きれ‥
花恋の奥・・より一層奥に
自身を突き入れた。
「‥ウッ‥‥ア‥アン‥‥」
「‥ハッ‥クッ‥カレ‥ン‥‥」
花恋のもっとも奥底で
繋がるように何度も突き上げ
花恋は、意識を飛ばした。

俺は、そんな花恋を
抱き上げて湯船につかる
「やり過ぎたか‥‥
花恋をみると‥はぁ、ダメだ。
ガキか?俺は。」
と、ひとりごち‥‥

すると
「‥‥うん‥‥?‥‥」
「目が覚めたか?」
「‥‥‥‥イー‥サン‥‥」
「すまん、無理させた」
と、言うと
首をふりながら微笑み
俺の胸に身体を預けてきた。

ぐったりしている花恋を
みても俺の分身は
まだ、花恋の中を望むが
ぐっと我慢して
花恋を抱き上げて
身体を拭き
ベッドにそっと下ろす。

上から見つめていると
はにかみながら微笑んで
腕をあげるから
近づくと
俺の首に腕を回すから
そのまま抱き上げ
花恋の首に頭をつけると
「‥イーサン‥愛してる‥‥」
の声。
はっと、花恋をみると
「大好きなの‥イーサンが‥‥」
と、言われ
「俺も、カレンを愛してる」
と、言い花恋にキスをする。
花恋の舌を絡めて吸い上げる
「‥フゥン‥」
「そんな声をきいたら
また、やりたくなる」
と、言うと
「クスッ‥‥大丈夫、きて。」
「‥‥バカっ‥‥きついだろ。」
と、慌てて言うが
「抱いて」
と、言われ
俺のたがが外れ‥‥‥
‥‥‥‥抱いてしまい‥‥

ぐったりしている花恋を
今、抱き締めている。

花恋は、指一本動かせないだろう
俺は、自分の中で
ぐったりと寝ている花恋を
抱き締めて目を閉じた。
< 23 / 48 >

この作品をシェア

pagetop