キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
「ミチルさん、出張、明後日までじゃなかったー?」
ローヒールのビジネスパンプスをシューズボックスに仕舞い、スリッパに履き替えるとお行儀悪くパタパタと音をさせて、リビングへ。
「うん、福岡と岡山だったんだけどね。福岡がキャンセルになったから、引き上げてきたんだ」
ネクタイを外し、首元を開けた白のワイシャツにスラックスって恰好で、エプロンを付けてるイケメンさんが、ニッコリ笑ってあたしの前に立つ。
「お土産あるから後で食べようね。ご飯も出来るし、着替えてきたら?」
「あーごめんねっ、疲れてんのに。っていうか冷蔵庫、あんまり入ってなかったよね?!」
一人だったら玉子がけゴハンでも構わないってタイプのあたし。ミチルさんがいない間は手抜きで済まそうとしたのがバレバレ・・・。
「大丈夫。だろうと思って、スーパー寄ってから帰ったし」
あたしの頭をぽんぽんと軽く撫でたミチルさんは、悪戯気味に片目を瞑ってキッチンに戻ってく。
ふわっと白菜とかネギ、それにお出汁の薫りが漂ってきて、今夜はお鍋かな。
階段を上がり、南側の自分の部屋の灯りを点ける。
レースカーテンにしたままだった窓に遮光カーテンを引き、パーカーとゆったり目のスェットパンツっていう、ラフなスタイルに着替えた。
女子社員には、紺色のジャケット、ベスト、スカートのスリーピースの制服とリボンタイを支給してくれて、出来たらもうそれで通勤したいくらいなんだけど、それじゃあ流石に終わってる気がする。なので、年相応の恰好を心掛けて、着ていく服のローテーションに毎朝頭を悩ませてる。
制服で通勤する方が、洗濯物も少なくて経済的なんだけどなぁ。
下に降り、洗面室で自分専用のランドリーバスケットに洗い物を放り込みながら、そこは溜め息を吐いておいた。
ローヒールのビジネスパンプスをシューズボックスに仕舞い、スリッパに履き替えるとお行儀悪くパタパタと音をさせて、リビングへ。
「うん、福岡と岡山だったんだけどね。福岡がキャンセルになったから、引き上げてきたんだ」
ネクタイを外し、首元を開けた白のワイシャツにスラックスって恰好で、エプロンを付けてるイケメンさんが、ニッコリ笑ってあたしの前に立つ。
「お土産あるから後で食べようね。ご飯も出来るし、着替えてきたら?」
「あーごめんねっ、疲れてんのに。っていうか冷蔵庫、あんまり入ってなかったよね?!」
一人だったら玉子がけゴハンでも構わないってタイプのあたし。ミチルさんがいない間は手抜きで済まそうとしたのがバレバレ・・・。
「大丈夫。だろうと思って、スーパー寄ってから帰ったし」
あたしの頭をぽんぽんと軽く撫でたミチルさんは、悪戯気味に片目を瞑ってキッチンに戻ってく。
ふわっと白菜とかネギ、それにお出汁の薫りが漂ってきて、今夜はお鍋かな。
階段を上がり、南側の自分の部屋の灯りを点ける。
レースカーテンにしたままだった窓に遮光カーテンを引き、パーカーとゆったり目のスェットパンツっていう、ラフなスタイルに着替えた。
女子社員には、紺色のジャケット、ベスト、スカートのスリーピースの制服とリボンタイを支給してくれて、出来たらもうそれで通勤したいくらいなんだけど、それじゃあ流石に終わってる気がする。なので、年相応の恰好を心掛けて、着ていく服のローテーションに毎朝頭を悩ませてる。
制服で通勤する方が、洗濯物も少なくて経済的なんだけどなぁ。
下に降り、洗面室で自分専用のランドリーバスケットに洗い物を放り込みながら、そこは溜め息を吐いておいた。