雪のラブレター~先生、好きです~




「間宮!」


「!」

ハッキリとした大きな声で名前を呼ばれ、声がした方向を振り向いた。





「…佐伯…先生」



私を呼んでいたのは、佐伯先生だった。



何故か、正門の反対側にある職員駐車場から手招きをしている。




¨こっち¨口パクで、佐伯先生がそう言っている。



え…


どうして…?


何で?





戸惑いながらも、佐伯先生の元に駆け寄った。





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