男子校に咲く一輪の花
隼の過去

結局、騒ぎすぎてお昼になってしまった。

俊 『 ねぇー、今から何するー? 』

優 『 お前らいつまでここにいるんだよ 』

颯 『 いいじゃないですか 』

そんな言い合いを微笑ましく見ていた 。

乃 『 そういえば、この寮大きいけど
作りは 各階 どうなってるの? 』

蒼 『 全部で12階建てで、1学年が 3〜5階
2学年が 6〜8階、 3学年が 9〜11階
12階がフィットネスルームになってる』

颯 『 1階がロビーで、2階は温泉になってる 』

乃 『 なるほど。どうりで大きいわけだね 』

空 『 ちなみに 温泉はちゃんと 女湯もあるよ 』

乃 『 そうなんだ。また行ってみようかな 』

そんなことを話していると もう夕方になっていた。
< 37 / 66 >

この作品をシェア

pagetop