【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「なぁ、幸奈・・・」


「・・・なに?」


「改めて言わせてもらうけど、
俺はお前を全力で守る!でも・・・」


「・・・でも?」


「でももし、お前が女子校に行きたいって
まだ思ってるなら凛音に頼んで朝香女子校に行けるようにする」


「え・・・!?」



「俺、お前の進路をぶち壊したこと、
今更だけどすごく反省してる・・・本当に悪かった!」


奏多は真っ直ぐこちらを見据えて謝った。


「奏多・・・私・・・!」


その瞬間、突然大雨が降って来た。


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