好きの代わりにサヨナラを【蒼編】《完》
あいつの本心が書いてある訳ではないけれど、俺はあいつの情報を次々と検索していく。



『snow mistのセンター、弓槻ほのか グラビア初挑戦』の文字が、俺の目に飛び込んできた。

あいつも、ついに水着解禁か……

俺は、その文字を見ただけで胸が高鳴ってしまった。



あいつは、どんなグラビアに挑戦したのだろう。

大胆な水着を着て、挑発的な視線をカメラに向けているのだろうか。

それとも、パステルカラーの爽やかな水着を身に着けて恥じらった笑顔を見せているのだろうか。

どちらのほのかも、俺としては捨てがたい。



これは大変だ。

今すぐ本屋に行って、あいつのグラビアを確認しなければ……

これは幼なじみとしての義務であって、俺の中にやましい気持ちなど1ミリも存在しない。



そう自分に言い聞かせて、俺は颯爽と近所の本屋に向かった。
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