想いの行方
島田「みき、小学の同窓会には参加したんでしょう。いい出会いなかったの?」

「私には、りんくんが居るから大丈夫だもん」

島田「猫に甘えるなぁ。ちゃんと恋しなよ」って笑っていた。

私には、まだ難しいよ。
今も忘れられない人がいる。
何年たっても変わることはないだろう。

そしてマスターの息子は、私の憧れだった。男の人というより、教師として憧れていた。教師を辞めると聞いた時はショックだったけれど、山田先生にマスターを紹介してもらい、この店に出会えたのは幸せだと思う。
たまに、この店で山田先生にも会えるのが、今の私の密かな楽しみであった。

島田「もう新しい出会いしてもいいと思うよ。きっと、あいつも望んでるって。」

「マスター、唯ちゃんが虐めるから、もう一杯だけ、お願いします。」

やけ酒は、ダメだよって笑いながら、新しいカクテルを作ってくれた。

「私より、唯ちゃんは、結婚しないの?」

島田「あら、私は今のままで幸せだからねー。奴はサッカーに夢中。結婚なんて思いつかないわよ。私もまだ自由でいたいしねー」

唯ちゃんの彼は松田先生。2人の付き合いは、大学からなので、結婚していないのが不思議だけど、、、。
仲の良い、親友のような二人の関係は羨ましいなぁって思えた。
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