Love of deadline


「柚子、好きだよ。」

「気持ち悪いから黙ってくれない?」

「もう、素直じゃないんだか」

「殺されたいの?」

もしこの会話を聞いたら、私が照れ隠しで暴言を吐いてしまっていると勘違いする奴がいるかもしれない。

だが、断じて違う。まったくもってこの男の好きという言葉に惹かれないというだけだ。

寧ろイライラしてくる。

何も考えず好きだ好きだと言ってくるこの馬鹿男はネットで知り合った大学生 神崎 瑠伊(かんざき るい)。

ただ私は別に恋愛ごっこがしたいわけではないので嘘でも「私も好きだよ。」なんてふざけた返事を返そうとは思わない、恋愛ごっこがしたいなら他を当たってくださいと考えての返事だということを分かってほしい。

それを分かっててこの馬鹿は好きだのなんだのゆってくるのでよくわからない、別に面白い反応してるわけでもないのに、本当に謎だ。

そんな事を考えてる私は 椎名 柚子(しいな ゆず)。
17歳になりすぐに高校をやめてもうすぐ18歳になる。いや、いいたいことはわかる。ここはいわゆるラブホと呼ばれる場所で、しかも隣にはネットで知り合った21歳の男が裸で寝ていて。。まぁ、あまり宜しくない状況だ。だけど別にSEXも合意の上だし同じことをやっている人はやっているし、本当はダメな事なのかもしれないけれど、気にしたら負けだ。
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