停留所で一休み
何も分かってない事よりも、自分が彼女を快く思っていないと、考えていることが悲しかった。


頭を振っても振っても、こびりついて離れない。

いつの間にか、バスから見える風景は、涙で滲んでいた。


二人の三年間はなんだったのか。

答えは永遠に、迷宮入りになりそうな予感がした。


5時間後。

ようやく高速バスは、私の実家がある町の隣の市にある駅のターミナルに、辿り着いた。

私の実家がある町は、電車は通っていなくて、新幹線で来たとしてもこの駅から、バスに乗り換える。

「ここからまた1時間、バスに乗るのか。」

新幹線だったら、市営バスに乗りかえるのも新鮮だ。

だが先ほど、高速バスから降りたばかりだと、いい加減に嫌になってくる。
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