停留所で一休み
「へえ……」

妹の情報を、弟から聞くとは。

何とも悲しい。


そして1時間後。

一香(イチカ)の運転する車が、家の前に停まった音がした。

「ただいま~」

そう言って、居間に顔を出した一香は、私を見て、急に顔がほころんだ。

「お姉ちゃん、おかえり~」

そう言った一香(イチカ)の右手には、上の子の一弥(カズヤ)、左腕には下の子の和香(ワカ)を抱いていた。

「ただいま。」

私は一香の子供の、一弥(カズヤ)に向かって、両腕を広げた。

「一弥、おいで。」

私がそう言うと、一弥は一香の影に隠れた。

「どうしたの?一弥。忘れちゃったの?」

無理やり一弥を、私の元へ行かせようとする一香。
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