星屑が消えた日

「春馬、お菓子もらえるからって変な人についていっちゃだめだよ?
いじめられたらすぐに私に言ってね…?」


「僕のことなんだと思ってるの!
僕は飛鳥の方が心配だよ、東高も不良だらけだからね?
絶対生徒会と関わっちゃだめだよ、あの人達は面倒だから」


「わかった、任せといてよ!」


「そういうところが心配なんだよ……」


「私は春馬が襲われないか心配で心配で「西高は健太郎(けんたろう)くんもいるし大丈夫だよ、だから何も心配しなくていいよ」

おおまさかの言葉遮られた!!


なんてことを話してるうちに春馬は朝食を用意してくれていた。


「いいから早く食べちゃって」


「うんいただきます、私春馬の作ってくれるご飯が一番好きだよ!!」


春馬は嬉しそうに目を細めて笑ってくれた。
うん、やっぱりかわいい。


絶対こういう子のことを天使というに違いない。

そう確信して、春馬特性の卵焼きを口に放り込んだ。



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