星屑が消えた日
ご飯を食べ終え、制服に着替えた私はちょうど洗い物を終えた春馬の元に向かう。
「ねえ春馬どう?イケイケJKに見える?
やっぱ制服で選んだ甲斐があったよー」
クルリと春馬の前で一周まわり、これでもかってくらい東高の制服を披露する。
黒色のブレザーに赤のチェックがお揃いになっているネクタイとスカート、うんどこぞのアイドルみたいに可愛い制服。
スカートを折って膝上まで上げ、そのスカートから大根(否定するとこだよ)が二本出ている。
「こんなに足出してたら男が群がっちゃうでしょ?
飛鳥は可愛いんだからそういうの自重しないと雄ザル達が本能剥き出しにして襲って来ちゃうからスカートあと二個元に戻して」
「大丈夫、大丈夫!
ショーパン履いてるしー」
「ほら」とスカートを捲し上げると、春馬は顔を一気に赤くしながら「ちょっと飛鳥!!」と急いで私の手からスカートを放させる。
「飛鳥は女の子なんだからそんな下品なことしないで!!
あーもう心配だなあ」
「大丈夫大丈夫!」
困ったと言わんばかりに眉を下げる春馬を見ていると、あることに気がついた。