僕は彼女の名前をまだ知らない
1時間くらい寝ていた彼女は、やっと目を覚ました。 

「大丈夫?しんどくない?」
ムダだと思っていたが聞いた。
きっと彼女は大丈夫だと言うだろう。

「うん、大丈夫。
ありがとうね、ソファー貸してくれて。」
「ありがとうとか、別にいいよ。」
そっけない返事をしたものの、彼女が本当に大丈夫そうだったので安心した。
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