2人目の彼氏<ヒト>
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「ふわぁぁぁ…ねっむ」

昨日の言葉が意外とキてなかなか眠れなかった私は朝、目をこすりながら登校した
すると背後から私の名前を大声で叫ぶ声がした

「カエデーー!!!!!!!」

振り返らずともその声の主は分かりきっていた

「おはよー、カエデ。ちょっと、別れたってどゆことだよ。詳しく聞かせて」
「アオイ…朝からそんな酷いことをズバッ!と…友をいたわるこころはないのかい」
「いいじゃん。別れたいってカエデも言っててんだしサ」
「まぁ、ね…でも言われるのって結構辛いぞー」

彼とは自然消滅しかていたので特に気にしていなかった
だけど言われるのはちょびっと辛かった

「確かにカエデ、デート行った感想”映画面白かったよ”で、アイツのことなにも話さなかったもんな~」

アオイはウシャシャと品のない笑い方をした
少〜し黙っていればどんな男にもモテるはずなんだけどなぁ…

「うるっさいなぁー。もう過去の話〜。さっさと水に流そ。んでもってもう、二度も彼氏なんて作らねー!」

おー!とアオイと拳を空へ突き出した
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