しあわせ食堂の異世界ご飯3
ジェーロの冬は社交の季節なので、貴族たちとの絡みも多くなるし、必然的に催しや出席しなければならない夜会も増える。
今から億劫になるなと、リントは思う。
しかしここで仕事を進めておかなければ、じゃこを手に入れることができてもそれをアリアに料理してもらい、食べる時間をとることができなくなってしまう。
さすがにそれだけは、避けなければいけない。
「ローレンツ、さっさと帰って仕事に戻るぞ」
「リントになったから、てっきりしあわせ食堂へ寄って帰るのかと思っていましたが……確かにじゃこを食べるなら仕事を片付けておいた方がいいですね」
「…………」
どうやら、ローレンツにはリントの考えなんてお見通しだったようだ。若干苦い顔をするリントは、無言のまま馬で前を走るのだった。
***
今から億劫になるなと、リントは思う。
しかしここで仕事を進めておかなければ、じゃこを手に入れることができてもそれをアリアに料理してもらい、食べる時間をとることができなくなってしまう。
さすがにそれだけは、避けなければいけない。
「ローレンツ、さっさと帰って仕事に戻るぞ」
「リントになったから、てっきりしあわせ食堂へ寄って帰るのかと思っていましたが……確かにじゃこを食べるなら仕事を片付けておいた方がいいですね」
「…………」
どうやら、ローレンツにはリントの考えなんてお見通しだったようだ。若干苦い顔をするリントは、無言のまま馬で前を走るのだった。
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