しあわせ食堂の異世界ご飯3
笑顔の似合う、しあわせ食堂の店主エマ。
 丸いメガネをかけて、髪は後ろでひとまとめにしている。夫が亡くなり、このしあわせ食堂を守るために必死で頑張ってきた女性だ。
 今は自宅であるしあわせ食堂の二階で、息子のカミルのほかに、アリアとシャルルも住み込みというかたちで一緒に暮らしている。

 アリアの言い分に笑いながら、エマは「早く行ってあげな」と片付けを引き受けてくれた。
「ありがとうございます。ちょっといってきますね」
「ゆっくりで大丈夫だよ」

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