俺のまさかの溺愛狂想曲
「ウッ‼ アッ‼結菜ー、待てって。」

光寿郎は、ベッタリと張り付いた女
の腕を引っ剥がそうと必死になる。

「ちょちょ離せ。J

「え、~嫌よ離さない。」
       
いい男、逃してなるかと女も食らい
ついてくる。

「頼むよ、 は•な•せ•」ギロりと
睨む光寿郎を彼女はへばり付いて
離さない。



《《《離せ‼》》》
il||li (ヒツ﹏‼) il||li


凄みの効いた光寿郎の声に女が怯
んだ隙を見て結菜を追いかけた。

ルルルンルンルン
結菜は鼻歌歌いながら
上機嫌~♪・。♪

「結菜ー、結菜。」
その声に振り向いた結菜は
「あれ?光寿郎?彼女さんは?」

キョトンとした不思議な顔をして
聞いてきた。

「彼女!?‥って‥あ!! 」」

「違う! 俺には彼女は居ない。
 セフレだけ!!。」

結菜は、何かを察したらしく

「あ!! あ‥ぁ~ね。 そうなんだあ
 今夜だけの女?だったのか?」

ふむふむナルホド的な微笑みを浮かべ

「スケベやん。しょうもな‥。」

    「いや、ちが…。」
    »»丶(●*へ*●)/
光寿郎は、弁解しょうとしたが
諦めた。

「へーへー! だよね、だよね。
 いっぱいいるもん!わかんないよ
    ゴメンゴメン

    で?ナニ?」
    
結菜はあどけない顔をして光寿郎を
振り返って見た。

キヨトンとする結菜に

「あ!! あ、ハハハ 寿司美味かっ
た光寿郎は、意味なく聞いてみた。」
          

「うん、うん。おいしかったー♡」
   
 
「何で誘わないんだよ?」
凄く不機嫌そうに見て来る。

「えっ!! 誘わないといけなかった?
 光寿郎も食べたかったの?」

「あ!! あ当たり前だろ。」

光寿郎は

「あら~でも、どっか行ってたん
じゃない?
 女の人欲しかったんでしょ。」

「は?俺を盛りのついた犬と
間違えてないかい?」


「んな、怒んないでよ~。」

「あ、ハイハイ怒ってないよ。
 あながち、間違ってない‥し。」

「女の人は?」
と周りを見た。

  「帰ったんじゃ…!?」

「え~、私のせい?し~らないっと、
今日は、ヤリ休みにしたら‥
ってか、
歯磨きじゃ無いんだし
 毎日しなくちゃだめなの?」

エロ男の心理に興味が湧いた結菜は、
光寿郎に興味深々‼
期待の詰まった目を避けることが
出来ず光寿郎は、オズオズと答えた。




「ん、ストレス解消‥みたいな
 か.ん.じ.? ストレスたまるだろ    成人男子の下も同じなんだよ。」
     

「へえ~そうなんだぁ!!フ~ン。」

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