スマイルウォーター
4話
実奈は車椅子に乗っていてタイヤが段差に挟まって困っていた。
実奈を見た繋は驚いた。
まさか実奈と再会するとは思わなかったため。
同時にある事が頭を過った。
それはかつて繋は実奈を避けて裏切ってしまったためそんな自分が実奈の前に再び現れて良いのかというものだった。
ましてはもし実奈が記憶を取り戻していて実奈が自分が裏切った事を知って怒っていたらと考えると声をかける事が出来なかった。
しかし困っている人が目の前にいるため繋は勇気をだして側に行く。
「大丈夫ですか?」
繋は車椅子を持ち上げ安定させた。
「ありがとうございます」実奈は笑顔だった。
実奈は繋の事を覚えていなかったがかつてのように元気そうだった。
繋は複雑な気持ちになった。
「……家に帰るのですか?」
「そうです。ありがとうございます」
実奈は帰ろうとした。
「……誰か付き添いはいないのですか?」
「今日はいないです」
「そうですか……なら外まで送ってあげましょう」
「いや、悪いですし」
しかし繋は実奈の車椅子を押して外まで送った。
「ありがとうございます」
「気をつけて帰って下さい」
繋は実奈を見送った。
繋は悲しく感じた。
実奈と再会したものの結局他人としての関わりで終わってしまったため。
しかし忘れる事にした。
数日後、繋は手術を終え廊下を歩いているとそこには車椅子に座っている実奈がいた。
繋はまだ驚いた。
1度目の再会でも驚いたのにそれが2度も起きたため。
実奈は車椅子を走らせると玄関でまだタイヤが段差に挟まってしまった。
繋は思った。
――まだ助けなくちゃいけないのか…
繋は迷ったがしかし勇気を出してまた側にいく。
「大丈夫ですか?」繋は側に寄る。
「大丈夫です……もしかしてこの間の」実奈も思い出した。
「どこが悪いのですか?」
「ちょっと風邪を引いちゃって」
「そうですか、体を大事にして下さい」
繋は去ろうとした。
「実奈!」
振り返るとそこに雲崎国矢がやって来た。
実奈は車椅子に乗っていてタイヤが段差に挟まって困っていた。
実奈を見た繋は驚いた。
まさか実奈と再会するとは思わなかったため。
同時にある事が頭を過った。
それはかつて繋は実奈を避けて裏切ってしまったためそんな自分が実奈の前に再び現れて良いのかというものだった。
ましてはもし実奈が記憶を取り戻していて実奈が自分が裏切った事を知って怒っていたらと考えると声をかける事が出来なかった。
しかし困っている人が目の前にいるため繋は勇気をだして側に行く。
「大丈夫ですか?」
繋は車椅子を持ち上げ安定させた。
「ありがとうございます」実奈は笑顔だった。
実奈は繋の事を覚えていなかったがかつてのように元気そうだった。
繋は複雑な気持ちになった。
「……家に帰るのですか?」
「そうです。ありがとうございます」
実奈は帰ろうとした。
「……誰か付き添いはいないのですか?」
「今日はいないです」
「そうですか……なら外まで送ってあげましょう」
「いや、悪いですし」
しかし繋は実奈の車椅子を押して外まで送った。
「ありがとうございます」
「気をつけて帰って下さい」
繋は実奈を見送った。
繋は悲しく感じた。
実奈と再会したものの結局他人としての関わりで終わってしまったため。
しかし忘れる事にした。
数日後、繋は手術を終え廊下を歩いているとそこには車椅子に座っている実奈がいた。
繋はまだ驚いた。
1度目の再会でも驚いたのにそれが2度も起きたため。
実奈は車椅子を走らせると玄関でまだタイヤが段差に挟まってしまった。
繋は思った。
――まだ助けなくちゃいけないのか…
繋は迷ったがしかし勇気を出してまた側にいく。
「大丈夫ですか?」繋は側に寄る。
「大丈夫です……もしかしてこの間の」実奈も思い出した。
「どこが悪いのですか?」
「ちょっと風邪を引いちゃって」
「そうですか、体を大事にして下さい」
繋は去ろうとした。
「実奈!」
振り返るとそこに雲崎国矢がやって来た。