大好きな君に

その瞬間、まわりの音が聞こえなくなったように、私の耳には藍くんの声しか聞こえなかった。


右目から流れた1粒の涙。


「じゅ、珠莉?」


突然泣き出した私に驚く藍くん。


「嬉しくてびっくりしちゃった。私も藍くんが好きだよ」


その瞬間、大好きな彼の腕に包まれた。
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