初恋レモン
「さくらちゃんたちはさ…
その…、い、いつ…したの…?」


段々と小さくなる声を
さくらちゃんはちゃんと拾ってくれていた。


「確か中2だったかな?」


「ちゅ…っ!?」


驚きすぎて言葉が出なかった。


いつも大人に見えていたさくらちゃんが
もっと大人に見えた瞬間。


「…怖くなかった?」


「んー、怖いって感覚はなかったな。
むしろ嬉しかったよ?
1つになるって幸せだなって思った。」


さくらちゃんの表情から
本当にそうなんだろうなって
想像がついた。


けど、私にはまだ到底勇気が出ない。


「その、さ、どうして
そういう流れになったの?」


「ガンガン聞いてくるね~。
もしかして菜々は海人と
そういう事したかったりして?」
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