初恋レモン
***
「今日も手伝い頑張るぞ~!」
1人気合を入れるさくらちゃん。
今はHRが終わった放課後の教室。
昨日はみんなが手伝ってくれたおかげで
閉店作業も早目に終わった。
そんなさくらちゃんを先頭に
教室を出た。
「海人君、昨日はありがとう。
今日もごめんね?」
5人で帰る時も
だいたい私達はみんなの3歩ほど
後ろを歩くことが多い。
だから今も2人で話している。
「謝る事じゃないよ。
俺らも結構楽しんでるし。」
ポンと頭の上に乗った手からは
温もりが伝わった。
「でも、海人君
女の子に騒がれるのとか
あんまり好きじゃないよね…?」
昨日、さくらちゃんの言葉に
浮かれてて忘れてた事を言うと
気まずそうに『あー…』と
頬を掻いた。
「今日も手伝い頑張るぞ~!」
1人気合を入れるさくらちゃん。
今はHRが終わった放課後の教室。
昨日はみんなが手伝ってくれたおかげで
閉店作業も早目に終わった。
そんなさくらちゃんを先頭に
教室を出た。
「海人君、昨日はありがとう。
今日もごめんね?」
5人で帰る時も
だいたい私達はみんなの3歩ほど
後ろを歩くことが多い。
だから今も2人で話している。
「謝る事じゃないよ。
俺らも結構楽しんでるし。」
ポンと頭の上に乗った手からは
温もりが伝わった。
「でも、海人君
女の子に騒がれるのとか
あんまり好きじゃないよね…?」
昨日、さくらちゃんの言葉に
浮かれてて忘れてた事を言うと
気まずそうに『あー…』と
頬を掻いた。