恋を失い愛を知りました。
「まてよ…」
急に掴まれた腕。
「なに。」
……ギュッ………
そんな私をあやすかのように
後ろから抱きしめられた。
鳴り止まない胸の鼓動。
部屋が暗いおかげで顔が赤くなってるのはバレないだろう。
でも、どういうつもりなの。こんなことして…。
「なぁ、悠未?。」
囁かれる言葉は甘く
耳元にかかる吐息がくすぐったい
「な、なに?」
私はもう隠すことなどできないほどに
動揺していた。
「お前と一つになりたい」
その瞬間お姫様抱っこをされ
部屋に運ばれベットに降ろされた。