外見9割、性格1割。
午後の授業が終わると芽衣は
塾へ向かい、白戸くんが私の元へと
やってきた。
白戸「新川、もう帰れる?」
愛琉「あ、うん。」
先輩とは何度となく帰った帰り道も
最近は1人で帰る事が多くなった。
そこに白戸くんがいるのは
すごく変な感じだった。
白戸「新川、腹減らない?」
愛琉「あー、私は全然...」
ーぐぅ。
言葉とは裏腹にお腹は正直だ。
今日はお重弁当の日だったのに
私のお腹は限界だったらしい。
白戸「ははは。
何か食って帰ろうよ。」
愛琉「...うん。」
少し、恥ずかしい気持ちになりながらも
お腹の正直さには勝てない私は
白戸くんとハンバーガーショップに入った。