愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
その後、衣装の最終確認をして、再びリハーサル
「ちょっと休憩しようか」
気がつけばもう4時。確かにちょっと疲れたなぁ…
「シオン、これ食べる?ここら辺で1番美味しいシュークリームなんだって!」
大野さんにチョコシューと、カスタードシューを見せられた
「え、食べたいです!…じゃあカスタードいただいても良いですか?」
「なーに言ってんの?両方あげるって!笑
そんなに遠慮しないで食べなよ」
箱ごと(半ば無理やり)私の手にしっかり持たせた
「いいんですか…?」
「もちろん!これで後半も頑張ろう」
「ありがとうございます!」
頂いたシュークリームは、サクサクのトロトロで、
バニラの香りとチョコの風味が、幸せ中枢にたくさん響いた。
よし、頑張ろう!


