愛を私の音色に乗せて。〜夢中でワガママな俺の愛〜
「友希…!」
「相馬、く、ん…」
「…ごめんっ……お前が苦しんでるの、気づいてやれなくて…」
「いいの…
…なんで、なんでいつも…助けに来てくれる、の…?」
「…お前が好きだから」
「…えっ…。…んっ」
台詞も泣くのも上手くできた!
今、私は唯斗さんにキスをされている状態なんだけど、
……長い…。
これは…普通の長さなの、?
1度唯斗さんが離れたので、もう終わりかなって思ったのに、
「…っ、」
またキスされた。
…あの〜、監督さん…
そろそろカットを…
「はーいカット!オッケーです!」
…やっと出た…
人にキスされているところを見られるの、結構恥ずかしい…
女優さん、おそるべし…
「あ、レミリん。一発オッケーだってさ!」
「はぁ…よかった…」
「なんだよレミリん〜俺とキスするのそんなに嫌かよ〜」
「いえいえそんな…結構恥ずかしいですねこれ…」
「そう?まっ、気にしない気にしない!
次のシーン行こ!」
「は、はい…」
なんか、今のシーンだけで体力使い果たした気分…