だから何ですか?Ⅲ
冷たいと言っても大道寺さんがそうというわけでなく、人を玩具だとか人形だとかそう言った内容そのものが冷たく感じて心がざわめく。
だって、玩具ってなんだ?人形ってなんだ?
つまりは・・・
「亜豆は・・・高城に・・・虐められてたって事か?」
自分なりの解釈の言葉の響き。
どちらにせよ響きは良くない悪意の音の塊だ。
それでも何でかさっきの大道寺さんの表現よりもまだ受け入れられて、ゾワリと気色の悪い胸糞悪い感覚には陥らない。
そういう事なんだろう?と答えだと信じて問いかけ視線を向けるのに、そんな俺をじっと見つめるグリーンアイは静かに逸れると小さく息を吐く。
「だから・・・玩具だ」
「玩具って・・・、つまりは高城が亜豆に何かしていたって事でしょう?」
「・・・高城は亜豆に何もしてないさ」
「大道寺さんまでそう言うんですか」
「つまりは亜豆もそう言ったんだろう?高城は自分に何もしてないと」
「・・・・言いました」
そう、
亜豆もそう言った。
何かされているんじゃないかと問い詰めたけれど、自分は高城に何もされてはいないとはっきり目を見て答えた。